大人の発達障害と私。

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はじめまして。

カニと申します。まずは自己紹介から。

 

私は現在32歳で専業主婦をしております。今年の4月まで事務職として働いておりました。最後はパートでしたが、それまでは正社員を3社程、転職を繰り返しながらしておりました。

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私が自閉症スペクトラムと診断されたのは、つい2ヶ月程前の事です。ずっと人と上手くコミュニケーションがとれず、それでもめげずに何度もチャレンジしては挫折の繰り返し。人と馴染めなければすがる物もなく、理解してくれる人もおらず、ずっと自分が甘いのだ。人は皆自分と同じ苦しみを味わっているのに、私だけがやる気が足りないのだ。そう思って生活をしてきました。

 

仕事でのミスも人一倍、家族は母も祖母もキャリアウーマンで人望もある。励ましてくれていた母の言葉さえ、耳に入らなくなっていました。

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そんな私ですが、発達障害の診断をもらい、感じた事があります。

発達障害と診断されて楽になったかと言われたら、正直半分程、肩の荷がおりたような気持になりました。けれどもう半分は、自分はこれ以上頑張っても人並みと言われる物には追い付けないのかな。貴方は皆と違う人。と線引きされたような気持になりました。

けれど線引きされたからと言って、決して間違っているわけではないのです。社会の協調性を重んじても正解。社会の仕組みと違う事をしても正解なわけです。

苦労しながら大学を出て、社会人を経験し、奇跡的に結婚できた私ですが、自分の力ではまだ何も成し遂げてはいません。

私はこれから見えないレールを走るのを辞めて、自分が生きる道を探して行こうと思います。

今は若い子達が発達をオープンにして理解を求め声をあげてくれています。とても勇気のいる事だと感じています。私自身は、社会に理解を求める立場にはなりませんが、発達障害と診断され、苦しみながら生活をしている方へ、少しでも力になれるよう自分自身の事をここに綴っていきたいと思います。

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